楽観視ではなくポジティブシンキングは大事

松戸ミッドナイトの今年度2節目と平塚競輪デイレースの日程が被り、松戸ミッドナイトと同日程で玉野ミッドナイトe-SHINBUNチャンネルが被るという今年一番の正念場。
そんな中で救われたのは、平塚デイレースはKEIRINフェスティバルで10R制の15:00終了という開催だったこと。お陰様で平塚から松戸の移動を含めスケジュール的に余裕が出来てなんとか無事に往復することが出来ました。
そして今となっては任せて安心のぴーすけことP主が玉野ミッドナイト競輪を担当。加藤慎平さんにも良くして頂いたようで何よりでした。

 

松戸ミッドナイトの2日目、3日目にはチャリロトバックヤード日帰り観戦ツアーも実施。
普段生では見ることのできないミッドナイト競輪を松戸競輪場で見ていただきながら、場内にあるWithDreamさんにご協力頂き、世界のビールや美味しい料理の食べ放題飲み放題も、そして開催中の検車場を実際に見て頂くという企画もやらせて頂きました。
さらにツアー途中であのCS放送のスタジオ「MIDNIGHT BAR MATSUDO」の見学会もあり、本番中の様子もご覧いただくことが出来ました。
ご参加頂いた皆様に楽しんで頂けたか不安ではありますが、高知ツアーでご一緒させて頂いたお客様にも久しぶりにお目にかかることが出来、お陰様で楽しく過ごすことが出来ました。ご参加頂きました皆様、本当にありがとうございました。

元気なおっさんの10月~12月の連投ももう一息。今月末には今年の総決算CFPことチャリロトファンパーティーも実施します。
こちらも皆様に楽しんで頂けるようにスタッフ一同、そして松戸公産さんのお力も借りつつ頑張ってまいりますのでよろしくお願いいたします。
残念ながらご参加いただけない皆様には、来年もたくさんの楽しい企画があるようなので今後ともチャリロト並びにチャリチャンをご贔屓の程よろしくお願い致します。

競輪祭の決勝はチャリロトスポンサード選手の初めての特別競輪優勝、そしてSSへ、そして12月30日の立川へ。競輪らしい熱いレースで見応えある一戦でした。
しかし残念なことに売り上げは昨年に比べてだいぶ落ち込んだ競輪祭でした。
原因は色々とあったと思います。昨年と比べると給料日前後の日程、他競技との被り日程、KEIRIN フェスティバルデイレースに売上が持っていかれたこと、最終レース前にメインを持って行ったこと。云々。
最近よく売り上げ減のニュースやツイートを目にしますが、いずれも記念、特別競輪のことばかり。まぁ目立つ開催ですしそれなりに目標を設定して挑むわけですからその結果であるのは分かります。
しかし何故普段の開催の売り上げの増減を見ずに目に付く開催ばかり比較したり結果を調べたりするのだろう?今となっては特別競輪は置いておいて、記念競輪に売上を頼る施行もそんなにいない気がします。確かに特別競輪の売り上げは億単位で変わるものですから日々の数千万より目に付くのは分かりますけどね。
ミッドナイト競輪の売り上げが延びているという方もいますがそれも単純に開催日数が増えたに過ぎず、1開催の売り上げ比から言えば延びているとも言い難いところがあります。
とは言え競輪全体の売り上げを見れば微増とは言えマイナスでもない。
売上を延ばす方法は色々あると思いますが比較的簡単な方法は単純に開催日数を増やすだけ。非常に簡単です。ただお店を開店している時間や日数を延ばせば売り上げは上がるに決まってますからね。それと販売店の商品数を増やすだけ。売り上げだけを見たら一番簡単。
しかしながら赤字になる施設や施行者さんが増えるだけ。なのでそう簡単には行かないわけですもんね。

よくボートレースと売り上げを比較することがありますよね。しかしながらマーケティングという観点から考えたらそれもナンセンス。
個人的には他競技(ボート、競馬、オート)と発売している商品が本当に同じなのか疑わしいと思ってます。
確かに公営競技という括りで言えば同じ。3競オートと言われるくらいですからね。
しかし競技性は競輪だけは異質。もう競輪だけはちょっと違うと思う。考え方もレースも。
何が違うかって、そりゃもう外れた時のムカつきっぷりが違う。これだけは他競技に負けないw
ボートレースの予想は色々な方法があるとは思います。思いつくだけで言えばスタート展示のタイム、節間のエンジンの調子や整備状況、勝率、選手の技術やコース、そしてスタートタイミング、そして最後に展開を考える感じですかね。しかもどちらかと言うと1周の1マークと2マークまでが中心。
では競輪はどうかな?
まずはライン、前後関係、自力選手のバック回数、競走得点に近況、残りは展開。ほぼ展開が中心。そして鐘からゴール前直線勝負まで比較的長めの展開予想。
そして多分競輪予想する人の多くがライン先頭の自力選手に対してこう思いませんか?「自分がこの選手だったらこういう展開で走るな」って。
どうですかね?間違ってますかね?意識的に考えてるわけじゃないけどなんとなくどこかで自分に置き換えてみたりしませんか?
俺(私)だったらこうするからこうなるよね?で、こうなるでしょって自然と頭の中で考える。
これが当たった時ってなんか自分の考えてることと選手の気持ちが同じになった気がして無性に嬉しい気分になりませんか?
僕はボートレースは10年以上やりました。そして競輪も長年やってますが予想する時に圧倒的な違いがここにあります。感情移入しやすいのが競輪。
何故そうなるかというとやっぱり競技性の違いだと思います。競輪だけちょっと変なの。変。凄い変w
だからこそ選手が全然違う走りをした時のムカつきっぷりって言ったらそりゃもうとんでもなくムカつくんですよw
なんでそうなるんだよ、そうじゃねーんだよっ!ちげーんだよってw
ほんと自分勝手。選手が自分の考えと同じだって勘違いしちゃう。勘違い、でもそれが競輪という競技の面白いところ。
BK10という数字と、並びが同県の先輩後輩というだけで自力の若手は逃げる、絶対俺なら逃げるって思う。そして番手の選手は守る、俺なら絶対仕事するって思っちゃう。
BK10の数字はいつの間にか自分に置き換えられる。頭の中でその選手になっていくw
ちょっと言いすぎかも知れませんが無意識のうちにそんな予想をしちゃってる気がします。

だから、だから外れた時に無性に腹が立つんですよw

その点他競技はそれほどムカつかない。
競馬?馬だもん仕方ない。馬がソラを使う。そりゃ気持ちは分からんし動物なら仕方がない。
オートやボートはどうだろう。スタート行けなかったらもう仕方がない。タイヤなければそりゃ仕方ない。負けるにはなんとなく納得できる原因はある。
競輪は力の差で負けるのは仕方がない。大穴狙った6番車が負けるのも仕方がない。でも負け方にも色々ある。逃げて負けたのか、終始後方で何もできずに終わったのか。

何故か競輪だけは外れた時の感情が他の競技より深い。皆さんもやたら気持ちが入りすぎちゃうところがあるんじゃないですかね?
まぁそれだけ競輪が好きっていうのもあるんでしょうけどね。温度高くなる競技であることは間違いないと思います。

なので他競技と比較するならイベントや新規顧客を呼び込む施策を手本にすることはあっても、売り上げを比較するのはちょっと違うかなって思ってます。
売り上げを比較対象にするのであれば競技性そのものを変える必要がある。
だから最近は感情移入しないで済みそうなラインのない競走、いわゆるカタカナ競輪の普及。そしてルールをカタカナに寄せていく流れが生まれてる気がします。250バンクが出来ればその流れはどんどん速度を上げて行くんでしょうね。
そうなった時に初めて他競技と比較してマーケティングして行けば良いわけで、今はちょっと違うかなって思います。

そんな比較するのであれば特別競輪や記念の売り上げだけで比較せず、全体を見たらどうでしょう。
オートや競馬はちょっと省いてしまいましたが。


【平成30年度の売上比較】

競輪開催数:2,255開催
総売上:¥654,117,125,300
1開催の売上:¥290,074,113

ボートレース開催数:4,566開催
総売上:¥1,237,880,607,300
1開催の売上:¥271,108,323

1開催あたりの差額【競輪】 △¥18,965,790


昨年度よりだいぶ差が縮まったことは事実です。でもね、単純に他競技のビックレースと特別競輪の売上だけを比較しているようじゃダメよ。
記念が売れない?別に記念だけが競輪じゃない。まだまだやれることはあるし競輪が売れてないわけじゃない。
大事なことは1開催あたり幾ら売れているかってこと。ボートレースと同じだけ開催したら1兆2千億売ることが出来るかっていうことだと思います。
油断は禁物。他競技と差が縮まってる以上日々の開催で一生懸命売れるように、そしてファンの皆さんに喜んで貰える努力を惜しまないことだと思います。
楽観視したら負ける、でもポジティブに考えることも大事。
どこから出るのかわからない記念売上目標ね、あれいらない。全然意味ない。単純に日程と昨年度の売上から算出するだけでは全然意味ない。
目標作るなら達成できる現実的な金額にして目標を達成することを念頭に置いた方がマシ。そして終わった時に目標より130%売れました!って言う方がまだマシ。
むしろ毎開催のF1とかF2の目標を大きく掲げたらどうだろう。売れない売れない発言が負のイメージをまき散らしてる気がします。
売れてる売れてるって言い続けることでイメージも変わるし、競輪知らない人に「へ~競輪って盛り上がってるんだ~」っていうイメージ持って貰えるかもしれないし。
関係者の皆さんは1開催何レース制だから分からないけど、1レースにしたら100万かそこらの金額で2,000の開催考えたら年間結構な金額になることを忘れてほしくないですよね。

個人的な考えではありますが競輪に対してあまりネガティブなイメージを持って欲しくないなぁと思い長々と書いてしまいました。
いや、お前がちげーんだよって言う方もいるかも知れませんがそんな時は「ちげーんだよっ」って言ってくださいw

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さてさて、あと一息。
色々余裕なくてたくさん間違えたり失敗したりご迷惑おかけしてますがもう一息です。
この連戦もそろそろゴール見えてきました。ひとまず穴開けないで良かったし寝坊もしなかったw
1月に長めのお休み頂きます。それまでもう少し駆けますので皆様お付き合いください。まだまだピンピンしてますのでついてきてくださいね。
励ましのお言葉や応援メッセージ、会いに来てくれる人、差し入れも、皆さん本当にありがとうございます。
くじけそうになってもみんなの顔見たりメッセージ頂いたりすると一気にシャキってします。元気の源。
2019年も残り僅か。2020年はもっともっとやりますので、まずは平塚競輪 2020 KEIRIN GRAND PRIXまで駆け抜けましょう。
よろしくお願いいたします。

@A主